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ALBA

アフタヌーンティー / Afternoon tea

ロンドンへ行ったら、観光は早めに切り上げてアフタヌーンティーで心地よい時間を楽しみましょう。できれば5つ星ホテルのラグジュアリーな空間で、ちょっと贅沢してシャンパン付きを優雅に。数ある紅茶の中から気に入ったものを選んで注文します。小さいけれども手の込んだサンドイッチと三段重ねのスタンドにケーキやペストリー、そして焼き立てのスコーンが。ジャムとクロテッドクリームをたっぷりと塗って頬張りたいですね。一 […]

マリゴールド

マリゴールドは、初夏から秋にかけて長い期間に花をつけ、性質も強いので花壇やコンテナの植栽要素として使いやすい植物です。花色は黄色からオレンジが多く、中には赤や白に近いものもあります。ウィリアム・シェイクスピアの作品「冬物語」”The Winter Tale”のなかでは、「マリゴールド、日没とともにベッドにつき、日の出とともに泣きながら目覚める」”The mari […]

マンハッタン・クラムチャウダー      Manhattan Clam Chowder

チャウダーはアメリカのスープ料理です。日本では牛乳や生クリームでとろみをつける白いクラムチャウダーが一般的ですね。これニューイングランド・クラムチャウダーNew England Clam Chowderあるいはボストン・クラムチャウダーBoston Clam Chowderと呼ばれるものです。これに対して色鮮やかなトマト味のクラムチャウダーがマンハッタン・クラムチャウダー。ニューヨークには、19世 […]

ウマイヤモスク / Umayyad Mosque

シリアの首都ダマスカスにあるウマイヤモスクUmayyad Mosqueは、大モスクとも呼ばれ、現存する世界最古のイスラム教礼拝所です。ウマイヤ朝[1]661-750年・聖戦により中央アジアから北アフリカ、イベリア半島へと領土を広げたイスラム王朝の第6代カリフのワリード1世[2]在位705-715年の命によって建造されました。この場所は古代から礼拝のための施設があったことがわかっています。メソポタミ […]

ワスレナグサ

可憐な花をたくさんつけて春から初夏にかけての花壇を彩るワスレナグサ。古くからなじみのある鮮やかな水色の花が主流ですが、この頃はピンクや白、紫などの花色もあります。大きくは広がらず、葉も花も小さいことから、どちらかというと脇役という立場で、ボーダーガーデンの前列とかコンテナやハンギングバスケットの寄せ植えによく使われるのではないでしょうか。ワスレナグサの名前は、英語名Forget-me-notから付 […]

アイリッシュ・コーヒー / Irish Coffee

アイリッシュ・コーヒーというカクテルがあります。日本での知名度は低いかもしれません。でも欧米ではカフェやバーで普通に飲むことができます。その名の通りアイルランドで生まれたものですが、アイルランドで伝統的に飲まれているというわけではありません。アイルランドの西部シャノンShannonにある国際空港は、1990年代までは大西洋腺の航空便の経由地として利用されていた空港です。ここができる以前の1930年 […]

マルタ / Malta

マルタMaltaは地中海に浮かぶ島のひとつです。イタリアのシチリア島と北アフリカのチュニジアの間にある淡路島の半分ほどの大きさしかない小さな島。よくどこかの国の一部と間違われますが、ゴゾ、コミーノなど周囲の島々とともに構成されるれっきとした独立国です。第一次、第二次世界大戦では、領有していたイギリスの軍事拠点とされ、マルタは空爆にさらされ、周辺海域は何度も海戦の舞台となりました。マルタ国旗には、国 […]

フジ

フジは古くから日本人に愛されてきた植物で、初夏を象徴する樹木のひとつです。マメ科のつる性落葉高木。房状の白や薄紫の花が垂れ下がるようなかたちでつくという特徴があります。フジ属の学名・英語名はウィステリアwisteriaです。日本原産のフジは学名では「花がたくさん」という意味のfloribundaフロリブンダ、英語ではJapanese Wisteiraと呼ばれています。19世紀にアメリカやヨーロッパ […]

アフェリア / Afelia

伝統的キプロス料理のひとつアフェリアAfeliaをつくります。ブルガーBulgur(ブルグルとも呼びます)はなくてもいいですが、キプロス料理には欠かせないものなので、できれば入手して試してください。 ●材料・下ごしらえ(3~4人分)肉のマリネが必要なので前日から準備します。豚肉…600g(もも、肩ロースなどの塊肉)※1辺3cm程度の大きさに切り分ける コリアンダーシード…5g(なければパウダーでも […]

ラナンキュラス

春に鮮やかな色の花を咲かせる球根草花のひとつが、ラナンキュラスです。このラナンキュラスranunculusというのはキンポウゲ属の総称。ラテン語でカエルを意味するranaが語源とされます。一般にカエルが棲む湿地帯に自生するからといわれますが、そうではなくて、本当のところは葉の形がカエルの足に似ているからその名があるのだと思います。なぜなら、キンポウゲの仲間にはハイキンポウゲcreeping cro […]