きちがいじゃがしかたない / Out of reason, but it can’t be helped
横溝正史の傑作長編小説「獄門島」(1949年初刊)。月刊の小説雑誌「宝石」に1947年から翌年にかけて17回の連載でした。あえて平仮名で書いたこの記事のタイトルは、本作をご存知の方なら当たり前のクリティカル・クルーです。花子の遺体発見現場で了然和尚が呟いた言葉。これを耳にした金田一耕助はそれが妙に引っ掛かります。そして後に、事件解決の大きな手掛かりとなるので、これぞ核心とも言うべき重要なフレーズで […]