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木々のささやき

イチョウ

秋が深まってくると黄色くなった葉とともに存在感を増すのがイチョウGinkgo bilobaです。日本では全国で造園樹木として利用されていて、東京都や神奈川県、大阪府などの自治体の木としても知られています。路上で潰れたギンナンの匂いが苦手という方もいるでしょうが、とても身近で親しみのある植物のひとつといっていいかもしれません。街路樹や庭園、公園、それに学校などで見かけることが多いと思います。それとい […]

ツバキ

古くから生垣にも多く利用され、冬から早春の花木として定着しているのがツバキです。一般にツバキの名前でまとめて呼ばれるものには、本州から南に広く分布するヤブツバキ(ヤマツバキ)Camellia japonicaと東北や北陸の主に雪の多い地域で見られるユキツバキ(サルイワツバキ)Camellia rusticanaという日本に自生するものや、中国原産の種などももとにして作られたさまざまな園芸品種があり […]

ドングリ

秋が深ままるとともにやって来る彩りと実りの季節。樹木の葉は色づき、収穫の時期を迎える果樹はもちろん、普段は目立たない生垣や植込みにも色とりどりの果実がついて目を楽しませてくれます。そして公園や並木道でこの季節によく見かけるのが、落ちてきて転がったたくさんのドングリです。 ドングリとは、もともとその樹液をカブトムシが大好きな、クヌギQuercus acutissimaの果実のこと。それが、似た形状の […]

カエデ

日本の秋の風物詩のひとつが紅葉です。漢字で書いて紅葉と黄葉はどちらも「こうよう」と読みます。でも、そのメカニズムは一緒ではありません。秋になって気温が低下すると、葉緑素の分解が起きるため、葉に含まれているカロチノイドという色素が表面にあらわれることで黄色くなるのが黄葉です。それに対し紅葉の方は、気温が下がることによって葉と茎の境に「離層」という組織が出来ることから始まります。すると葉で作られる糖類 […]

イトスギ

イトスギはヒノキ科Cupressaceaeイトスギ属Cupressusの総称で、英語ではcypressサイプレスです。北半球の広い地域に分布します。ヨーロッパでイトスギといえばホソイトスギCupressus sempervirensのこと。地中海、アドリア海沿岸から西アジアに自生しています。常緑の針葉樹で、葉が密生して細い樹形が円錐形やモコモコとした火焔型になるのが特徴です。アルル時代のゴッホが好 […]

ゲッケイジュ

煮込み料理に欠かせないハーブがゲッケイジュの葉です。フランス語ではlaurierローリエ、英語ではlaurelローレルまたはベイリーフbay leaf[1]同じ名で複数の違う種の葉もあるので要注意などと呼ばれます。ちなみにドイツ語ではLorbeerロアベア、イタリア語ではalloroアロッロ。その葉は堅くて光沢があり、表面が波打っているのが特徴です。日当たりがよければ地植えでも鉢植えでも良く育ち、 […]

アジサイ

アジサイHydrangea macrophyllaは日本と中国が原産の落葉低木で、日本では古くから親しまれている植物のひとつです。以前はユキノシタ科に分類されていましたが、現在では独立したアジサイ科として扱われるようになっています。その花の花弁のように見える部分は愕。 もとの自生種はガクアジサイで、中心に普通の両性花(おしべとめしべのある花)がかたまり、周囲に装飾花と呼ばれる色とりどりの萼片をつけ […]

レバノンスギ

レバノンは地中海に面して、シリアとイスラエルに国境を接する南北に長い国。その中央に背骨のようにそびえるのが3,000m級の山々が連なるレバノン山脈です。さらに東のシリアとの国境には、レバノン山脈と並行してアンティ・レバノン山脈があります。ふたつの山脈の間にひろがるのがベカー高原。標高が1,000mほどあるので高原で間違えではないのですが、英語ではBekaa Valleyつまり峡谷です。なぜかという […]

ツツジ

歩道や公園、住宅、学校、オフィスビルの植え込みなどでもっとも多く利用されている低木の代表格といえばツツジでしょう。春から初夏にかけて赤や白やピンク、それに黄色やオレンジなどさまざまな色のたくさんの花を一斉に咲かせて町を彩ります。性質も強健で、手入れも簡単なうえ移植も容易なため園芸材料としては欠かせない存在です。刈り込みに耐え、どこからでも新しい葉が出てくるのでかたちも整えやすいのが特徴。東京では根 […]

トチノキ

5月から6月にかけて花を咲かせる木のひとつがトチノキAesculus turbinata。以前はトチノキ科として独立していましたが、新しい分類ではムクロジ科に含められています。樹高が20~30mにもなる落葉高木で、日本に自生するものの中では大木に育つことから、古くより木材として利用されてきました。ムクロジ科という名はあまり馴染みがないかもしれません。仲間には熱帯のフルーツとして知られるライチーやラ […]