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pirolin14

クラブハウス・サンドイッチ/Clubhouse Sandwich

 食べ応えのあるボリュームたっぷりのクラブハウス・サンドイッチClubhouse Sandwich。起源はいくつか説があるようですが、ニューヨーク生まれなのは確かなようです。決まりはトーストした3枚のパンで挟むということ。中身はお好みで野菜や肉をいろいろ入れてみましょう。 Sandwichは、英語だとdを発音しないので、サンウィチです。でも日本だと、中にはサンドウィッチという人もいるでしょうけど、 […]

アブサン / Absinthe

 Absintheは英語読みはアブシンス、フランス語読みはアブサント。40~70という高いアルコール度数の薬草酒です。セリ科のアニスPimpinella anisumを浸漬した緑色のものが多く、その甘く華やかな香りと味から「緑の妖精」や「緑の女神」と呼ばれます。18世紀末にスイスで誕生し、その後フランスのペルノ・フィス社に製法が引き継がれました。ペルノは、スイスとの国境に近いポンタルリエPonta […]

土壌 / Soil

 植物の生育には土が必要です。空気中や水中に根をのばす一部の植物は別にすると、ほとんどは土の中に根を張り、そこから生長に有効な成分を吸い上げています。植物が健康に育ち、花や実をつけるためにはその基盤となる土が良い状態でなければなりません。 ではどんな土が良い土といえるのでしょう。とりあえず手近にある土を触って観察してみるとわかります。色はどんな感じでしょうか。少し水を含んだ状態で黒に近い濃い褐色と […]

ストラスブール / Strasbourg

 フランスの東部、アルザス地方の中心都市ストラスブールStrasbourgは、EU本会議がおこなわれる欧州議会本部と、人権や民主主義のための会合が開かれる欧州評議会が置かれた、ヨーロッパでも非常に重要な場所です。ライン川の支流のひとつであるイル川の中洲に位置する美しい旧市街は世界遺産に登録されています。南北に流れるライン川とヨーロッパを東西に結ぶ街道の交差点にあり、交通の要衝として、水運、物流の拠 […]

トチノキ / Japanese horse-chestnut

 5月から6月にかけて花を咲かせる木のひとつがトチノキAesculus turbinata。以前はトチノキ科として独立していましたが、新しい分類ではムクロジ科に含められています。樹高が20~30mにもなる落葉高木で、日本に自生するものの中では大木に育つことから、古くより木材として利用されてきました。ムクロジ科という名はあまり馴染みがないかもしれません。仲間には熱帯のフルーツとして知られるライチーや […]

アフタヌーンティー / Afternoon tea

 ロンドンへ行ったら、観光は早めに切り上げてアフタヌーンティーで心地よい時間を楽しみましょう。できれば5つ星ホテルのラグジュアリーな空間で、ちょっと贅沢してシャンパン付きを優雅に。数ある紅茶の中から気に入ったものを選んで注文します。小さいけれども手の込んだサンドイッチと三段重ねのスタンドにケーキやペストリー、そして焼き立てのスコーンが。ジャムとクロテッドクリームをたっぷりと塗って頬張りたいですね。 […]

マリゴールド / Marigold

 マリゴールドは、初夏から秋にかけて長い期間に花をつけ、性質も強いので花壇やコンテナの植栽要素として使いやすい植物です。花色は黄色からオレンジが多く、中には赤や白に近いものもあります。ウィリアム・シェイクスピアの作品「冬物語」”The Winter Tale”のなかでは、「マリゴールド、日没とともにベッドにつき、日の出とともに泣きながら目覚める」”The mar […]

マンハッタン・クラムチャウダー      Manhattan Clam Chowder

 チャウダーはアメリカのスープ料理です。日本では牛乳や生クリームでとろみをつける白いクラムチャウダーが一般的ですね。これニューイングランド・クラムチャウダーNew England Clam Chowderあるいはボストン・クラムチャウダーBoston Clam Chowderと呼ばれるものです。これに対して色鮮やかなトマト味のクラムチャウダーがマンハッタン・クラムチャウダー。ニューヨークには、19 […]

ウマイヤモスク / Umayyad Mosque

 シリアの首都ダマスカスにあるウマイヤモスクUmayyad Mosqueは、大モスクとも呼ばれ、現存する世界最古のイスラム教礼拝所です。ウマイヤ朝[1]661-750年・聖戦により中央アジアから北アフリカ、イベリア半島へと領土を広げたイスラム王朝の第6代カリフのワリード1世[2]在位705-715年の命によって建造されました。この場所は古代から礼拝のための施設があったことがわかっています。メソポタ […]

ワスレナグサ / Forget-me-not

 可憐な花をたくさんつけて春から初夏にかけての花壇を彩るワスレナグサ。古くからなじみのある鮮やかな水色の花が主流ですが、この頃はピンクや白、紫などの花色もあります。大きくは広がらず、葉も花も小さいことから、どちらかというと脇役という立場で、ボーダーガーデンの前列とかコンテナやハンギングバスケットの寄せ植えによく使われるのではないでしょうか。ワスレナグサの名前は、英語名Forget-me-notから […]