ミジョテ / Mijoté
フランスの家庭料理の牛肉と野菜の煮込みMijoté de boeuf aux légumesミジョテ・ドゥ・ブフ・オ・レギュムをつくります。mijotéは弱火でじっくり煮込んだという意味。フランスには多彩な煮込み料理があります。フランシュ・コンテのポテ、ラングドックのカスレ、プロヴァンスのドウブ、バスクのナヴァランといった地方の郷土料理 も有名です。ミジョテは、Mijoté de poulet( […]
フランスの家庭料理の牛肉と野菜の煮込みMijoté de boeuf aux légumesミジョテ・ドゥ・ブフ・オ・レギュムをつくります。mijotéは弱火でじっくり煮込んだという意味。フランスには多彩な煮込み料理があります。フランシュ・コンテのポテ、ラングドックのカスレ、プロヴァンスのドウブ、バスクのナヴァランといった地方の郷土料理 も有名です。ミジョテは、Mijoté de poulet( […]
ウォッカベースの定番カクテルのひとつです。日本語にすると「血だらけ」あるいは「血まみれ」のメアリーという意味。イングランド初の女王だったメアリー1世(在位1553-1558年)のことを指します。彼女はヘンリー8世と最初の妻キャサリン・オブ・アラゴンとの間に生まれました。敬虔なカトリック信者であり、またヘンリー8世から冷遇されていたことも手伝って、即位後にヘンリー8世からエドワード6世へと継承され […]
シチリアや南イタリアのカラブリアで使われるソースsalmoriglioサルモリッリオ。もともとは塩水を意味するラテン語のsalimuriaからこの言葉があり、スペインのサルモレホsalmorejo[1]ガスパチョに似た冷製トマトスープも同じ語源なのだとか。イタリアではこのソースに漬け込んだ魚や肉を焼き、温めたソースをかけて仕上げます。定番はPesce spada al salmoriglioメカ […]
デンマークの伝統料理のひとつMørbradbøffer i flødesovs(メルブラブファ・イ・フルドゥソフス)豚ヒレ肉のクリームソースをつくります。とっても簡単です。本来はオーブンを使用しますが、フライパンや鍋ひとつだけでつくってみましょう。新タマネギが甘くて柔らかくお勧めですが、時期的に手に入らなければ普通のタマネギでもOK。その場合は炒める時間を少しだけ長めに。ブイヨンなど出汁になるよ […]
フランスのレストランで食事をする場合、基本は前菜+メイン+デザートの3品の組み合わせでしょう。これがイタリアでは、antipastoアンティパスト(前菜)、primo piattoプリモ・ピアット(第一の皿)、secondo piattoセコンド・ピアット(第二の皿)、dolceドルチェ(デザート)という流れ。通常はアンティパストは冷菜で、省略されることも多いです。セコンド・ピアットはメインの料 […]
このトマトベースのシチューは、アメリカ南部ではとてもポピュラーな料理です。しかし、それがどこで生まれたのかは論争の的になっています。ヴァージニア州ブランズウィック郡とジョージア州ブランズウィック市が互いに自分たちの土地が発祥だと主張しているからです。ブランズウィックというのは、北部ドイツのニーダーザクセン州の都市Braunschweigブラウンシュヴァイクの英語名。ヴァージニアやジョージアの地名 […]
バルト三国の真ん中に位置するラトビア共和国。首都はかつてハンザ都市として栄えた美しい港町リガです。 そのラトビアの郷土料理のひとつがシーポルクロプシス。ラトビア語でSīpolsはタマネギ、klopsisはミートボールを意味します。でもひき肉ではなく脂身のない牛肉、豚肉、仔牛肉などをつかってつくる料理です。 肉と同じ量のタマネギを使います。 ●材料・下ごしらえ(4人分)豚肉…400g(ヒレやももな […]
シンシナティの郷土料理は何といってもシンシナティ・チリ。アメリカでチリといえばメキシコ発祥のチリ・コン・カルネChili con carneのこと。肉と豆と野菜を使ったスパイシーな煮込み料理です。でも、シンシナティ・チリはちょっと違ってそれだけではありません。スパイスを効かせた豆なしのチリをつくり、そこにお好みで具材を追加するスタイルなんです。お店での注文も”The way syst […]
亡くなった母が岐阜県大垣市の出身です。かくいう小生も「東京生まれで東京育ち」と公言してはいるものの、厳密に言えば生まれた場所は大垣市民病院。昔は妊婦が実家に帰って出産するのが当たり前だったからでもあります。もうずいぶん前に建物はなくなりましたが、母の実家は田町の川沿いに構えていました。平屋ながら迷子になるぐらいの広さだったのを思い出します。大垣や岐阜は祖父母をはじめ親戚もたくさんいたので、高校生 […]
よく「日本人のソウルフード」とか、「〇〇県人のソウルフード」などという言葉を耳にします。ソウル=魂から、その土地では誰もが知っていて、好んで食べられてもいる、国民食、県民食あるいは国や地域を代表する食べ物というような意味で使われるのでしょう。しかし、これはそもそも英語のSoul Foodソウルフードの本来の意味とはまったく異なるので、注意が必要かと思います。日本以外、とりわけアメリカでは間違って […]