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大切な食材

カキ

日本らしい果物といわれたときに、おそらく必ず思い浮かべるのもののひとつは柿でしょう。普通は「カキ」と呼びますが、植物としての名称は「カキノキ」。日本語の分類ではカキノキ科カキノキ属になります。主に東北地方の南部から九州にかけて幅広く食用のために栽培されていますし、同時に古くから住宅の庭の植栽にも利用されている身近な果樹です。カキノキは日本、中国や朝鮮半島など東アジアの固有種であるものの、いまではニ […]

ズッキーニ

ズッキーニは、以前はちょっと珍しい野菜でしたが、今では国内での生産も増えてすっかり定着した感じです。ウリ科Cucurbitaceaeの植物で学名はCucurbita pepo L. ‘Melopepo’。ハロウィンの時期によく見かけるような、おもちゃカボチャとも呼ばれるペポカボチャの仲間です。原産地は他のカボチャ属と同様に南北アメリカで、16世紀にヨーロッパへ伝え […]

ニンジン

日常の食卓に欠かせない野菜のひとつです。鮮やかなオレンジ色が他の食材と合わせたときにより引き立ちます。和食にも洋食にもその他の料理にもニンジンを使ったものは豊富にありますし、ジュースやスイーツもいいですね。ニンジンは東洋種と西洋種に大別されます。東洋種はいまのイランやアフガニスタンの辺りが原産地とされ、もとは紫や黒に近い色で、その後に黄色が出現したとのこと。細長いのが特徴です。日本には中国経由で江 […]

イチジク

世界で最も古い栽培果樹といわれるのがイチジクFicus caricaです。原産地は現在のイエメン[1]アラビア半島南西部あたりで、古代のメソポタミアでは幅広く生産がおこなわれていました。その後東地中海や中央アジア方面、さらに西ヨーロッパや中国へと伝播していきます。現在もエジプト、イラン、トルコなど原産地に比較的近い温暖な乾燥地域が主要な生産国です。日本への伝来について、熊本県天草市のウェブサイトを […]

ジャガイモ

南米はペルー、ボリビア、コロンビなどのアンデス山脈の高地にある、先住民、いわゆるインディオの市場を訪れると、大きな袋に入れられたり、山積みにされたりしたジャガイモがひときわ目立ちます。よく知られているように、ジャガイモ以外にもトマトやピーマン、トウガラシといった、ナス科の野菜は、主にこの地域を含む中南米が原産地です。いずれも、今では日本のみならず、世界中の人々の食生活に欠かすことのできないものとな […]

イチゴ

冬の寒い時期に車で走っているとよく目にするのが「イチゴ狩り」の看板やのぼりです。道路沿いに次々と現れるイチゴ農園の入り口付近では、お揃いの衣装を着た人たちが、やって来る車に向かってしきりに呼び込みをしています。たいていは一定時間でハウス内のイチゴを食べ放題にしていて、練乳やコンデンスミルクを配ってくれるところもあり、特に子供連れの観光客に人気が高いようです。こういったイチゴの観光農園の開園期間はだ […]