鮭のムニエル / Saumon meunière
美味しそうな生鮭の切り身が手に入ったらSaumon meunière ソーモン・ムニエルをつくりましょう。ムニエルとは「粉屋の妻」を意味していて、料理としては小麦粉をまぶしてバターソテーする調理法のことを指します。イギリスではドーバーソール(ヨーロッパソール/舌平目)のムニエルが有名です。そのままレモンを絞っただけでも十分美味しいですが、ここでは小松菜を使った生クリームのソースをたっぷりかけていた […]
美味しそうな生鮭の切り身が手に入ったらSaumon meunière ソーモン・ムニエルをつくりましょう。ムニエルとは「粉屋の妻」を意味していて、料理としては小麦粉をまぶしてバターソテーする調理法のことを指します。イギリスではドーバーソール(ヨーロッパソール/舌平目)のムニエルが有名です。そのままレモンを絞っただけでも十分美味しいですが、ここでは小松菜を使った生クリームのソースをたっぷりかけていた […]
オランダの名物料理のひとつ、ブリンデ・フィンクBlinde Vink。豚ひき肉の牛肉巻きです。料理名は盲目のフィンチという意味。フィンチはヨーロッパでは当たり前に見かける小鳥です。中でも一般的なのは、体長15㎝ほどのチャフィンチchafinch(和名:ズアオアトリ)。かつてはフィンチやナイチンゲールなどはその鳴き声を楽しむためにペットとされていて、鳴くときに気が散らないように核摘出手術によって盲目 […]
麺は市販のものを使って沖縄そばをつくります。沖縄では皮付きの豚肉を煮込むラフテーが一般的ですね。でも、ここでは皮なしの豚バラ肉の角煮にしましょう。名前は「そば」ですが、麺はそば粉を使わずに小麦粉だけでつくられています。 ●材料・下ごしらえ(4人分)豚バラ肉(ブロック)…400g※4等分に切り分ける水…1ℓ砂糖…大さじ1酒…大さじ2醤油…大さじ2ショウガ…1片※皮付きのまま1cm厚さに切るかつおだし […]
ジョージアの伝統料理シュクメルリShkmeruli(ジョージア語:შქმერული)。もともとは大コーカサス山脈の南にあり、ワイン産地として知られるラチャ地方の郷土料理でしたが、それが全国的に広まって定着していったようです。いまではジョージアの名物のひとつと言ってもいいでしょう。日本では数年前にファストフードチェーンで限定販売されたことがあるとか。この料理の決め手はコリアンダーシードとフェヌグリー […]
よく知られたイギリスの名物料理Fish and chipsフィッシュ・アンド・チップス。イギリスでチップスというとフライドポテト、フレンチフライのこと。薄切りのジャガイモを揚げた所謂「ポテトチップス」はcrispsクリスプスといいます。フィッシュ・アンド・チップスという料理名だけあって、使うのは魚であればなんでもいいんです。専門店に行くと、Haddock(ハドク/コダラ) and chipsとかC […]
シチリア州Siciliaの州都パレルモPalermoは、シチリア島の中心的存在として長く栄えてきた町です。シチリアでは、古代からフェニキア、ギリシャ、ローマ、東ローマの時代を経て、9世紀にはアラブ、そして11世紀のノルマン人による征服後に、イタリア半島南部も含めたシチリア王国が誕生しました。その後も、シチリアは1861年のイタリア統一まで何度も支配者が変わります。そのためパレルモの町中には、変遷を […]
テリーヌ型を使ってパテ・ドゥ・カンパーニュPâté de campagneをつくります。分量はストウブのレクタンギュラーテリーヌStaub rectangular terrine(内寸:幅300㎜x奥行110㎜x深さ80㎜/容量1.5L)利用の場合です。テリーヌとパテはしばしば混同されます。テリーヌというのは陶器や鋳物などそのまま火にかけられるような容器とそれを使ってつくられる料理のこと。材料は肉 […]
北部スペインはバスク州の北西部に位置するビスカヤの名物料理のひとつがタラのビスカヤ風Bacalao a la vizcaínaです。決め手はチョリセロピーマンpimiento choriceroを使ったビスカヤソースSalsa Vizcaína。チョリセロはバスクの料理には欠かせない調味料です。日本でもチョリセロのペーストは入手可能ですが、赤ピーマンで代用します。タラbacalaoバカラオは、スペ […]
フランスの牛肉のクリーム煮Boeuf à la crèmeブフ・ア・ラ・クレームをつくります。一緒に煮込むのはタマネギのみ。ジャガイモとニンジンは別に調理して盛り付けます。ニンニクと赤ワインでしっかりと風味を付けてから煮込むことが特徴です。 ●材料・下ごしらえ(4人分)牛肉…800g(すね肉・バラ肉など)※食べやすい大きさに切るタマネギ…1個(200g程度)※半分に切り、芯を取り除き4等分の櫛切り […]
中国料理のホット・アンド・サワー・スープ(Suan La Tang/酸辣汤)をつくります。日本では、ラー油や豆板醤、トウガラシを入れて辛みを出すお店が多いのですが、これは間違い。このスープの本来の辛さは白胡椒によるものです。味の決め手なので、トウガラシ系の辛さになってしまうと別の料理になってしまいます。それと、金針菜という干したホンカンゾウの蕾を加えるのが本場のつくり方とされるようです。ロンドンあ […]