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おいしいものを食べたい

グラッパ

イタリアの蒸留酒です。ワインをつくる時のブドウの搾りかすを原料にするため、かす取りブランデーpomace[1]発音はポミス ポマースと読むのは間違い brandyと呼ばれる種類に含まれます。アルコール度数が高く、少量を食後酒として飲むのが一般的。グラッパの製法は法令で厳しく規定されていて、EU内でもグラッパの呼称は、イタリアで生産されたブドウを用い、イタリア国内の工場で製造されたものにしか使用でき […]

ピンチョス

バスクを中心としたスペイン北部の名物と言っていいでしょう。もちろん、マドリードやバルセロナなどほかの都市でもピンチョスを食べられるお店はあります。でも本場のお店で食べてみたいですよね。ビルバオやサン・セバスチャンを訪れると、仕事と称してバルをはしごしては、チャコリ[1]chacolí北スペイン特産の微発泡性ワイン片手にピンチョスをつまんだりしていました。ピンチョpinchoはスペイン語で串[2]肉 […]

ブランデー

果実を発酵させ蒸留してつくる酒を総称してブランデーと呼びます。蒸留の仕組みというのは、14世紀初頭に南仏はモンペリエの医師で薬剤師のアルナルドゥス・デ・ヴィラ・ノヴァが、錬金術の実験中に偶然発見したのが最初だそうです[1]起源についてはほかにも説があります。フランスでのワインづくりは、古代ローマ時代にに持ち込まれて以来根付いていたものの、長期保存の技術が未熟であったため、たくさん製造しても酸化して […]

ボルシチ/ борщ

子供のころ、母と都心方面へ買い物などに出かけると、ときどき五反田駅のとなりにあった日本食堂でお昼を食べました。決まって頼んだのがボルシチです。真ん中に白いクリームがのった赤いスープが大好きでした。ソ連時代のモスクワやレニングラード[1]現サンクトペテルブルクやキーウ(キエフ)を訪れたとき、ボルシチを食べるたびに古い記憶がよみがえったものです。でも少し違ったのは具の大きさ。昔食べていたのはカレーに入 […]

ロールキャベツ / Cabbage roll

トマト味のロールキャベツをつくりましょう。野菜や肉に詰め物をする料理は世界各地に数多く存在しますね。ロールキャベツもルーマニアのサルマーレやウクライナのホルブツィをはじめ、ヨーロッパを中心に様々なバリエーションでみることができます。 ●材料・下ごしらえ(4人分・8個)キャベツの葉…8枚(外側の大きめのもの 小さい場合は1個につき2枚)※芯の部分に包丁を斜めに何度か刺しこみながらぐるりと回していき、 […]

ミモザサラダ / Cалат мимоза

ロシア風ミモザサラダсалат мимозаを作ります。春の花ミモザをイメージしたサラダです。ミモザサラダというと卵黄をすり潰して野菜の上に振りかけてつくるものが思い浮かぶでしょうが、これは材料を積み重ねて仕上げます。ソ連時代の1970年ごろから定番となったお祝いの料理です。 ●材料・下ごしらえ(直径9cmのセルクル[1]ケーキやクッキーなどを作るときに使う底なしの丸い型使用で2個分)ジャガイモ… […]

野菜ブロス / Vegetable broth

主に洋食の煮込み料理やスープ、ソースづくりに重宝する野菜のお出汁です。手間いらずで簡単にできます。一度作れば冷蔵庫で3日程度は保存可能です。 ●材料(1ℓ分)野菜くず…500gぐらい※一度に用意するのは大変なので、毎日の調理の際に出る野菜の切れ端をフリーザーバッグに入れて冷凍庫内にためておく。キャベツの芯、タマネギの皮、ニンジンのへた、ピーマンの種などなんでもOK。できればいろいろな種類を混ぜて。 […]

イチゴ

冬の寒い時期に車で走っているとよく目にするのが「イチゴ狩り」の看板やのぼりです。道路沿いに次々と現れるイチゴ農園の入り口付近では、お揃いの衣装を着た人たちが、やって来る車に向かってしきりに呼び込みをしています。たいていは一定時間でハウス内のイチゴを食べ放題にしていて、練乳やコンデンスミルクを配ってくれるところもあり、特に子供連れの観光客に人気が高いようです。こういったイチゴの観光農園の開園期間はだ […]

ドライ・マティーニ

氷を入れたミキシンググラス[1]ステア・カクテルをつくるときに使いますにドライ・ジンを注いでドライ・ヴェルモットを少々加えたら、一気にステアして冷やしたカクテルグラスへ注ぎます。グラスの上でレモンピールをキュッと捻り出来上がりです。ヴェルモットは薬草などで風味付けしたワイン。辛口のドライは白で、主にフランスで作られているのでフレンチ・ヴェルモットと呼びます。もともとドイツ語でニガヨモギを意味するW […]

キュラソー

オレンジから製造されるリキュールのうち、最も知られているのがキュラソーCuraçaoです。オレンジの果皮を、アルコール度数の高いスピリッツなどに浸漬し蒸留して作ります。中でも有名なのがフランスのコアントロー社Cointreau創出によるものです。無色透明のためホワイトキュラソーに分類されますが、三回蒸留[1]アイリッシュ・ウィスキーの伝統的製法 スコッチでもオーヘントッシャンAuchentosha […]