ファトゥーシュ / Fattoush
中東のレバノンには、特徴的なファトゥーシュというサラダLebanese Fattoush Saladがあります。学生時代にアルバイトをしていたお店で、常連客だったTMAレバノン航空の方たちに教えてもらった料理です。レバノンやシリア、ヨルダン、エジプト辺りでは、焼き立てでない(つまりちょっと古くなった)パンをちぎって焼いたり揚げたりして、野菜や豆やヨーグルトなどいろいろな具材とともに混ぜて食べる料理 […]
中東のレバノンには、特徴的なファトゥーシュというサラダLebanese Fattoush Saladがあります。学生時代にアルバイトをしていたお店で、常連客だったTMAレバノン航空の方たちに教えてもらった料理です。レバノンやシリア、ヨルダン、エジプト辺りでは、焼き立てでない(つまりちょっと古くなった)パンをちぎって焼いたり揚げたりして、野菜や豆やヨーグルトなどいろいろな具材とともに混ぜて食べる料理 […]
ドイツでうまいものと言えばまずはソーセージWurstです。カタカナだとヴルストまたはヴォアストとかになります。もちろんソーセージを出すレストランやビアホールはいくらでもありますが、やっぱり屋台で出来立て熱々を食べたいですね。大抵の屋台は、茹でソーセージか焼きソーセージのどちらか、あるいは両方を扱っていて、大きいソーセージ1本に小さめのパンが1個つき、マスタードが添えられるスタイルです。サンドイッチ […]
ブラジルの家庭料理フェイジョアーダFeijoada。ポルトガルを起源とする豆と肉の煮込み料理で、ポルトガル語で豆を意味するfeijãoフェイジョーから名付けられました。ブラジル以外に、ポルトガルの植民地であったカーボベルデ、アンゴラ、モザンビークなどのアフリカ諸国でもよく食べられている料理。リオ・デ・ジャネイロでは、毎週水曜日と土曜日のランチに特別メニューとして提供するお店が多くあります。ブラジル […]
ロシアの名物料理ビーフストロガノフBeef Stroganoff/бефстроганов。おそらくロシアを周遊する ツアーに参加したら、ボルシチとともに必ず一度は提供されると思います。ビーフストロガノフは、ロシアの貴族ストロガノフ家に仕えたフランス人シェフが考案したものらしいのですが、いつどのように生まれたのかは定かではありません。1861年初刊のロシアの料理本Podarok molodym k […]
ロンドンへ行ったら、観光は早めに切り上げてアフタヌーンティーAfternoon teaで心地よい時間を楽しみましょう。できれば5つ星ホテルのラグジュアリーな空間で、ちょっと贅沢してシャンパン付きを優雅に。数ある紅茶の中から気に入ったものを選んで注文します。小さいけれども手の込んだサンドイッチと三段重ねのスタンドにケーキやペストリー、そして焼き立てのスコーンが。ジャムとクロテッドクリームをたっぷりと […]
チャウダーはアメリカのスープ料理です。日本では牛乳や生クリームでとろみをつける白いクラムチャウダーが一般的ですね。これニューイングランド・クラムチャウダーNew England Clam Chowderあるいはボストン・クラムチャウダーBoston Clam Chowderと呼ばれるものです。これに対して色鮮やかなトマト味のクラムチャウダーがマンハッタン・クラムチャウダー。ニューヨークには、19世 […]
ベルギーでは国民食ともいえるスナックです。ポムフリット Pommes Fritesはフランス語でフライドポテト。フリットだけで通用します。ベルギーに行ったら、街角にあるフリット専門店で揚げたてのポテトを食べましょう。ブリュッセル在住の方によると、最初は低温その後高温で二度揚げすることがサクサクでおいしい理由とか。楽しいのはソースの豊富さです。フリット屋さんで注文するとどのソースにするかきかれますが […]
ポルトガル名物料理のひとつが、Carne de Porco à Alentejana豚肉のアレンテージョ風。アレンテージョというと江國香織の短編集「犬とハモニカ」の一編のタイトルとして知っている人も多いかも。ポルトガルの首都リスボンで大西洋へ注ぐテージョTejoという川があります。この川を遡っていくと、いずれスペインに入りタホTajoと名前を変え、トレドやアランフェスの町を抜けてさらに東のアラゴン […]
バスクを中心としたスペイン北部の名物と言っていいでしょう。もちろん、マドリードやバルセロナなどほかの都市でもピンチョスを食べられるお店はあります。でも本場のお店で食べてみたいですよね。ビルバオやサン・セバスチャンを訪れると、仕事と称してバルをはしごしては、チャコリ[1]chacolí北スペイン特産の微発泡性ワイン片手にピンチョスをつまんだりしていました。ピンチョpinchoはスペイン語で串[2]肉 […]
子供のころ、母と都心方面へ買い物などに出かけると、ときどき五反田駅のとなりにあった日本食堂でお昼を食べました。決まって頼んだのがボルシチです。真ん中に白いクリームがのった赤いスープが大好きでした。ソ連時代のモスクワやレニングラード[1]現サンクトペテルブルクやキーウ(キエフ)を訪れたとき、ボルシチを食べるたびに古い記憶がよみがえったものです。でも少し違ったのは具の大きさ。昔食べていたのはカレーに入 […]