清張 黒の5 「福音」/ SEICHO BLACK THE FIFTH, “EVANGEL”
「黒の福音」は、1959年3月に発生した、未解決事件として知られる「BOACスチュワーデス殺人事件」を下敷きにして、清張独自の視点で描いた長編です。「週刊コウロン」(中央公論社)に1959年11月から1年間連載されました。本編は二部構成となっていて、舞台となる教会の戦前に遡る沿革や人間関係から始まり、殺人事件の発生までを描く第一部と、遺体発見から警視庁の捜査に的を絞った第二部(連載時は「燃える水」 […]