3月 橿原神宮-飛鳥-吉野(1泊2日)
まだ「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界文化遺産に登録される前でしたが、以前の奈良旅行の際に回り切れなかった、飛鳥の史跡と橿原神宮を訪ねることと、吉野の桜を愛でることを目的とした旅に行ってきました。
品川からのぞみ3号で京都へ。近鉄の特急に乗り換えて橿原神宮前に到着。
駅前のレンタサイクルで電動アシスト付き自転車を借りました。見どころの多い飛鳥は起伏が多いので、これが便利です。
まずは飛鳥駅へ行き、「飛鳥びとの館(飛鳥総合案内所)」で訪ねたい場所の廻り方を相談してルートを決め、いざ出発です。

飛鳥と明日香。「飛鳥時代」と名付けられたように本来の地名は飛鳥村でしたが、1956年の阪合村、高市村との合併の際に、不公平とならないようにと、地方公共団体としての名称を明日香村にしたのだそうです。

最初に向かったのはキトラ古墳。
国宝キトラ古墳壁画は年に数回だけ一部を公開していて、事前申し込みのうえ抽選によって鑑賞がかなうのです。キトラ古墳壁画保存管理施設の「四神の館」には古墳から出土した遺物などが展示されています。



お次は高松塚古墳です。隣接する高松塚壁画館で復元模型と壁画の模写が見られます。


橘寺の桜も見事です。聖徳太子の生まれた場所と伝えられ、境内では愛馬の「黒駒」の像がお出迎え。

飛鳥の史跡の中で一番楽しみにしていたのが石舞台古墳。ヨーロッパでも数々の巨石遺構を訪ねましたが、ここは規模は小さいながらも風格に満ちた存在感が味わえます。天井の大石は約77トンもあるそうで、横穴式石室に誰が埋葬されていたのかは正確には分かっていませんが、蘇我馬子の墓であろうと言われています。

長い急坂を登って、岡寺として知られる龍蓋寺(りゅうがいじ)へ。日本で最初の厄除け霊場といわれます。朱塗りの三重宝塔はなんとも美しい。

岡寺から明日香村の景色を眺めた後は、奈良県立万葉文化館のなかにあるCurryon(カリヨン)でプレミアム明日香村野菜カレーのランチ。

飛鳥坐(あすかにいます)神社。創始から代々飛鳥家が神職を務めるそうです。

全部は紹介しませんが、その他にもいっぱい見てきました。

藤原京跡は現在も発掘調査が続いています。調査終了後は埋め戻すので、柱の跡から往時の姿を想像するのみです。周りは広い野原で、たくさんの親子連れが遊んでいました。

本日最後に参拝するのは橿原神宮。念願がかないました。
この神社は明治23年の創建ですが、天照大神の子孫である神日本磐余彦火火出見天皇[1]「日本書紀」に記載。「古事記」では神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれひこのみこと)(かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと)がここに橿原宮を建て、第一代天皇、神武天皇として即位した場所。そのため、日本建国の地とされます。


大和八木駅前アーケドにある大和名代うどん「つくし」の名物「大和三山うどん」。具だくさんです。

2日目は、大和八木から近鉄吉野線で終点の吉野まで。駅前の千本口駅から吉野大峯ケーブル(ロープウェイ)に乗って山上駅へ。日本最古のロープウェイらしいです。

駅前や下千本の桜はほぼ満開。

金峯山寺(きんぷせんじ)でご本尊の金剛蔵王大権現の特別ご開帳を拝観しました。

バスで奥千本まで行きましたが、山全体ではまだ6~7分咲きといったところです。

「豆腐茶屋 林」で豆腐料理と吉野の地酒を堪能。


ロープウェイで千本口へ下り、吉野から大阪阿部野橋までは観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車。外装もシートも素敵です。1時間17分の乗車ではちょっとばかりもったいない。



特急ひのとりで大阪難波から名古屋まで約2時間の旅。プレミアムシートは寛げます。

ひかり658号で名古屋から品川へ帰りました。
References
| ↑1 | 「日本書紀」に記載。「古事記」では神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれひこのみこと) |
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