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読書遍歴

怪盗ルパン全集・ピラミッドの秘密 / Œuvres complètes de combrioleur Lupin, Le Secret de la pyramide

小学校3年生の時に、近所に住んでいたいくつか年上の幼馴染が引っ越すことになりました。その際、読み終わった本を何冊か置いていってくれたのです。そのうちのひとつが南洋一郎(みなみよういちろう)の冒険小説「緑の無人島」(大日本雄辯會講談社[1]現・講談社・1938年初版)でした。暴風で難破した客船から、ボートで流れ着いた南洋の孤島でサバイバルに挑む夫婦と4人の子供たちのお話です。少年の心を鷲掴みにするよ […]

松本清張 一読三嘆 / Reading with strong admiration

作品を読み始めた中学時代には、松本清張といえばすでに大家となっていて、映画やドラマで目にすることもよくありました。最初は母の書架にあったカッパノベルス版の「点と線」。そこから家にあるものを読み尽くすと、図書館へ通って手当たり次第に読んでいました。その後も主に文庫版の新刊が出ると手にし、特に推理小説の範疇に入る作品はあらかた読破したでしょう。綿密な人物描写や予想を超える展開もあり、地道な捜査が空振り […]